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麻しんQ&A(海外での麻疹の状況)

6:海外での麻疹の状況

Q6-01:世界では何人くらい麻疹の患者さんが発生しているのでしょうか。

先進国では稀な疾患となりつつあり、南北アメリカ、中東、ヨーロッパの一部ではほぼ内在性の麻疹は排除されていますが、多くの途上国では依然として多数の発生があり、世界で毎年2000万人が発症し、2005年には世界で345,000人が麻疹で亡くなっていると推計されていました。2008年の推定死亡者数は164,000人まで減少しています。

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Q6-02:現在、麻疹が流行している国は、どのくらいあるのでしょうか。

2005年のデータでは世界177カ国で麻疹患者の報告がありますが、南北アメリカ(輸入例とその関連)と多くの中東、ヨーロッパ諸国は、年間数例から2桁までの非常に少ない報告数にとどまっています。依然として多数の患者の報告があるのは、主にアジアとアフリカ諸国です。WHOおよびUNICEFは、麻疹による被害が甚大な47カ国を挙げて、対策を急いでいます。

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Q6-03:米国や韓国では、どのようにして麻疹を国内から排除したのでしょうか。

ほとんどの先進国では、麻疹対策の方針として麻疹を含むワクチン(主にMMRワクチン)の2回接種法がとられています。

わが国も2006年度から2回接種法を取り入れましたが、その理由は、1回の接種で免疫ができなかったものにも確実に免疫をつけるためと、1回目で免疫のついたものにはその免疫を増強するため、加えて、1回目に接種の機会を逃したものに対して、再度、接種機会を与えるためです。

現在、麻疹の排除に成功している米国、カナダなどの1回接種から2回接種に至る歴史をみると、いずれの国も1回接種の予防接種率を上昇させたあと、ワクチン接種者を中心とした若年成人における麻疹の小流行が頻発し、2回接種を導入することにより完全に麻疹による感染伝播を抑制できています。

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麻疹の現状と今後の麻疹対策について

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