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ブルーリ潰瘍Q&A ハンセン病研究センター

公開日:2018年4月20日
(2018年4月20日 改訂)

1.ブルーリ潰瘍とはどんな病気ですか?

ブルーリ潰瘍(Buruli ulcer)とは細菌の一種である抗酸菌の Mycobacterium(M.)ulcerans、またはその近縁の M.ulcerans subsp. shinshuense が原因で発症する、潰瘍などの皮膚病変を主症状とする感染症です。

2.どうして「ブルーリ潰瘍」という名前がついたのですか?

アフリカのウガンダのブルーリ地方で「大きな皮膚潰瘍」の患者が多くいたことから「ブルーリ潰瘍」といわれてきました。その後西アフリカ地域をはじめオーストラリア、メキシコなどでも報告されてきました。日本では1980年にブルーリ潰瘍の症例が報告され、その後患者さんが増えてきました。

3.WHO(世界保健機関)の対応は?

WHOでは、ブルーリ潰瘍を「顧みられない熱帯病(neglected tropical diseases:NTDs)」のひとつとして、診断・治療・予防・研究に精力的な活動を行っています(URL:http://www.who.int/buruli/en/(外部サイトにリンクします))。

注意:NTDs:熱帯地域を中心に蔓延している寄生虫や細菌による感染症(現在ブルーリ潰瘍やハンセン病など20の病気)で、貧困層を中心に世界の約10億人が感染し、年間50万人が死亡していると言われています。これらの熱帯病は先進国でほとんど患者さんがないために、これまで世界の関心を集めることがありませんでした。

4.原因菌の M.ulcerans および M.ulcerans subsp. shinshuense の性質は?

両菌の主な性状を表1に示しました。通常は環境中(土中や水中などと考えられる)にいる菌で、至適温度は30-33度ですが、25度程度の室温でも増殖可能です。日本の患者さんから検出された原因菌はすべて M.ulcerans subsp. shinshuense です。

表1:M.ulcerans及びM.ulcerans subsp. shinshuenseの性状
培養 :28-34度(30-33度が至適温度)
:約4週間(slow grower)(小川培地)
光発色 :非光発色菌(non-photochromogenic)(M.u2)
:暗発色菌(scotochromogenic)(M.u subsp. s3)
培養コロニー :黄色(rough, ラフ)
ウレアーゼ活性 :陰性(M.u)、陽性(M.u subsp. s
ナイアシン産生 :陰性(一部の菌では陽性あり)
毒素 :mycolactone産生
DDH1) M.marinumにスポット(交叉反応あり)

1)DDHマイコバクテリア‘極東’(極東製薬工業)での検査
2)M.ulcerans
3)M.ulcerans subsp. shinshuense

5.感染経路は?

ブルーリ潰瘍の感染経路は、未だ不明です。これまでの疫学調査では、川辺や池、湿地などの周辺の住民に患者が多いことが知られています。菌を持っている動物(保菌動物)や媒介生物などに関しては諸説あり、今後のさらなる調査が必要です。ヒトからヒトへの感染は報告されていません。

6.毒素マイコラクトンとは?

菌が産生する毒素がマイコラクトン(mycolactone)で、細胞傷害性に働き、免疫抑制作用があります。そして細胞を壊死させるために皮膚潰瘍を形成します。また末梢神経のシュワン細胞を障害するために潰瘍になっても痛みが殆どありません。

7.どんな症状があらわれますか?

一般的な好発部位は、裸露部である上肢や下肢、時に顔面です(表2)。初期には、虫刺され様の紅斑から紅色丘疹です(図1)。徐々に直径数センチメートル大の無痛性の皮下の結節に進行します(図2)。その後、数日から数週間でその中心部が自壊し、潰瘍になっていきます(図3、4)。痛みは無いか軽度ですが、二次感染を伴う場合は疼痛を認めます。発熱はまれで、全身状態は良好なことが多く、ブルーリ潰瘍が死因となることは稀です。しかし、診断・治療が遅れると、関節の屈曲や皮膚に巨大瘢痕などの後遺症が残ります。

注意:写真(図)はWHOの許可を得て掲載(外国の患者)

表2:日本のブルーリ潰瘍患者の皮疹の好発部位(66例)
部位 患者数
上肢 35
下肢 31
顔面 10
  • 重複例あり
  • 耳は顔面に含めた
  • 1人の患者で「左・右上肢」などの場合は「上肢」で「2」とした
  • 図1:びらんを有する丘疹(ブルーリ潰瘍、WHO)の画像

    図1:びらんを有する丘疹(ブルーリ潰瘍、WHO)

  • 図2:腕の皮下結節(ブルーリ潰瘍、WHO)の画像

    図2:腕の皮下結節(ブルーリ潰瘍、WHO)

  • 図3:潰瘍(ブルーリ潰瘍、WHO)の画像

    図3:潰瘍(ブルーリ潰瘍、WHO)

  • 図4:広範囲にわたる潰瘍(ブルーリ潰瘍、WHO)の画像

    図4:広範囲にわたる潰瘍(ブルーリ潰瘍、WHO)

8.病原体検出の検査は?

潰瘍底や潰瘍側面などを綿棒で擦過するスメア検査で菌を検出します。皮膚組織や膿などを培養する検査もあります。病変部から菌のDNAを検出するPCR検査もあります。

9.ブルーリ潰瘍の診断は?

感染症なので原因菌のM.ulceransまたはM.ulcerans subsp. shinshuenseを検出できれば確定診断になります。しかし、菌の同定の検査には数ヶ月を要します。従って日本においては、(1)潰瘍を伴う皮疹(疼痛は不定)、(2)皮膚の病理組織検査で壊死を認める、(3)PCR検査(ブルーリ潰瘍特異的なIS2404を用いる)で陽性であれば「ブルーリ潰瘍」と診断します。ブルーリ潰瘍の検査については国立感染症研究所ハンセン病研究センターに問い合わせください。

類似した病気(鑑別診断)には皮膚結核、ハンセン病、リーシュマニア症、ハエ幼虫症、炭疽などの熱帯皮膚感染症、糖尿病性潰瘍、褥瘡、壊疽性膿皮症、壊死性筋膜炎、リポイド類壊死、悪性腫瘍、虚血性疾患、外傷などがあるので、皮膚科医による診療が必要です。

10.ブルーリ潰瘍の治療は?

抗酸菌感染症であるので、抗菌薬(抗生物質)内服治療(リファンピシンやクラリスロマイシン、キノロンなどを数種類内服)が主になります。潰瘍が大きい場合には外科治療も必要で、植皮を考慮する場合もあります。

11.感染予防対策は?

感染源などが特定されていないので確実な予防対策はありません。特に日本においては患者数が少なく、病気の全体像が不明なため予防対策より早期診断が重要です。

12.日本のブルーリ潰瘍の現状は?

日本におけるブルーリ潰瘍は、1980年、19歳女性の左肘関節伸側に発生した報告が初めてです。その後2017年末までに66名の患者さんが確認されています(表3、表4)。

表3:日本の患者数
地方 都府県名 人数 地方 都府県名 人数
北海道 北海道 0 近畿 三重 4
東北 青森 0 滋賀 8
岩手 1 京都 1
宮城 0 大阪 2
秋田 3 兵庫 1
山形 1 奈良 0
福島 4 和歌山 0
関東 茨城 0 中国 鳥取 7
栃木 4 島根 0
群馬 0 岡山 10
埼玉 0 広島 1
千葉 2 山口 0
東京 0 四国 徳島 0
神奈川 0 香川 0
中部 新潟 4 愛媛 0
富山 0 高知 0
石川 0 九州 福岡 0
福井 0 佐賀 0
山梨 0 長崎 0
長野 6 熊本 0
岐阜 4 大分 0
静岡 0 宮崎 0
愛知 2 鹿児島 1
      沖縄 沖縄 0
  • 表4:日本のブルーリ潰瘍患者の診断年・年齢・性別分布の画像

13.世界のブルーリ潰瘍の現状は?

30ヵ国以上から年間約5,000人の新患の報告がありますが、実数はさらに上回ると考えられています。

WHOは1998年にBuruli Ulcer Global Initiativeを発足させ、日本でも国立感染症研究所ハンセン病研究センターを中核的センターとし、症例の集積や検査、疫学的検討、治療法、潰瘍の治療法などの検討を行っています。

14.これからの課題は?

ブルーリ潰瘍は熱帯皮膚病と考えられていましたが、日本にも存在する感染症です。患者数は近年増加していますが、早期診断・治療することで後遺症を残さず治癒に導くことが可能です。

今後ブルーリ潰瘍の感染様式、特に感染源やベクターの解明を行い、感染ルートを明らかにして予防につなげる必要があります。また早期発見のために皮膚科医を中心に啓発に努め、さらにアジア諸国と連携をもって、各国でのブルーリ潰瘍の発見をサポートすべきです。

15.ブルーリ潰瘍に関する問合せ先

石井則久:Norihisa ISHII
Eメール:norishii●niih.go.jp(●を@に置き換えてください)(現・国立療養所多磨全生園)
宮本友司:Yuji MIYAMOTO:yujim●nih.go.jp (●を@に置き換えてください)

国立感染症研究所ハンセン病研究センター

〒189-0002
東村山市青葉町4-2-1
電話番号:042-391-8211
ファクス番号:042-391-8210

16.主な文献

教科書

  1. 石井則久:皮膚抗酸菌症テキスト、金原出版、東京、2008.

総説

  1. 石井則久、他:深い潰瘍を形成する新たな非結核性抗酸菌感染症、Mycobacterium shinshuensei>感染症. 臨床皮膚科64(増刊):8-12, 2010.
  2. 四津里英、他:アフリカの抗酸菌症が日本にも-ブルーリ潰瘍-. MBデルマ183:41-49, 2011.
  3. Nakanaga K, et al.:Nineteen cases of buruli ulcer diagnosed in Japan from 1980 to 2010. J Clin Microbiol 49: 3829-3836, 2011.
  4. 石井則久、他:ブルーリ潰瘍. 日本臨床皮膚科医会雑誌29:376-383, 2012.
  5. Yotsu RR, et al.:Buruli ulcer and current situation in Japan:a new emerging cutaneous Mycobacterium infection. J Dermatol 39: 587-593, 2012.
  6. Nakanaga K, et al.: Laboratory procedures for the detection and identification of cutaneous non-tuberculous mycobacterial infections. J Dermatol 40: 151-159, 2013.
  7. Nakanaga K, et al.:Buruli ulcer and mycolactone-producing mycobacteria(外部サイトにリンクします). Jpn J Infect Dis 66: 83-88, 2013.
  8. 濱田利久:ブルーリ潰瘍. 日本皮膚科学会雑誌124:23-26, 2014
  9. Yotsu RR, et al.: Revisiting buruli ulcer. J Dermatol 42:1033-1041, 2015.
  10. 四津里英、他:潰瘍を伴う抗酸菌症-Buruli潰瘍とその病理-. 病理と臨床33: 862-868, 2015.
  11. 菅原万里子、他:ブルーリ潰瘍のすべて. MB Derma 242:115-122, 2016.

日本の症例

  1. Tukamura M, Mikoshiba H:A new mycobacterium which caused skin infection. Microbiol Immunol 26: 951-955, 1982.
  2. 御子柴甫、他:Mycosbacterium ulcerans類似菌による非定型抗酸菌症の1例. 日本皮膚科学会雑誌92:557-565, 1982.
  3. 今田英明、他:Mycobacterium shinshuenseにより生じたBuruli潰瘍に類似した難治性肘頭部潰瘍の1例. 整形外科 59:1440-1445, 2008.
  4. 鈴木智子、他:“M.ulcerans subsp. shinshuense”による皮膚潰瘍. 皮膚病診療30:145-148, 2008.
  5. Funakoshi T, et al.:Intractable ulcer caused by Mycobacterium shinshuense:successful identification of mycobacterium strain by 16S ribosomal RNA 3'-end sequencing. Clin Exp Dermatol 34:e712-e715, 2009.
  6. Kondo M, et al.:Leg ulcer caused by Mycobacterium ulcerans ssp.shinshuense infection. Int J Dermatol 48:1330-1333, 2009.
  7. Watanabe T, et al.:Buruli ulcer caused"Mycobacterium ulcerans subsp. shinshuense". Eur J Dermatol 20:809-810, 2010.
  8. 湊はる香、他:多剤併用療法が奏効したブルーリ潰瘍(Mycobacterium ulcerans subsp. shinshuense感染症)の1例. 皮膚臨床53, 1219-1220, 1301-1304, 2011.
  9. 加畑大輔、他:Mycobacterium ulcerans subsp. shinshuenseによるBuruli潰瘍の1例. 日皮会誌121:3337-3342, 2011.
  10. Matsumura Y, et al.:A case of buruli ulcer due to Mycobacterium ulcerans ssp. shinshuense with distal cutaneous involvement and synovitis. J Dermatol 39:80-83, 2012.
  11. Onoe H, et al.:Buruli ulcer accompanied by pain in a Japanese patient. J Dermatol 39:869-870, 2012.
  12. 濱田利久:Buruli潰瘍. 皮膚病診療 35:665-668, 2013.
  13. 梅林芳弘、他:秋田県で発生したBuruli潰瘍. 皮膚病診療35:669-672, 2013.
  14. Ohtsuka M, et al.:Buruli ulcer caused by Mycobacterium ulcerans subsp shinshuense:A rare case of familial concurrent occurrence and detection of insertion sequence2404in Japan. JAMA Dermtol 150:64-67, 2013.
  15. Takahashi T, et al.:Mapping biopsy procedure on management of severe buruli ulcer due to Mycobacterium ulcerans, subspecies shinshuense. JAMA Dermatol 150:669-671, 2014.
  16. Miyamoto Y, et al.:Two cases of Buruli ulcer in Japanese brothers. J Dermatol 41:771-772, 2014.
  17. Murase C, et al.:Buruli ulcer successfully treated with negative-pressure wound therapy. JAMA Dermatol 151:1137-1139, 2015.
  18. 三井田博、他:両側前腕に病変が多発したブルーリ潰瘍の1例. 臨皮 71:71-76, 2017.
  19. 藤澤正男、他:結核ともハンセン病とも違う皮膚抗酸菌症:ブルーリ潰瘍. Visual Dermatol 16:346-348, 2017.
  20. Hayami T, et al:Mapping biopsy for Buruli ulcer self-medicated with occlusive dressing. J Dermatol 45:72-75, 2017.

日本人による主な研究論文など

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  2. 中永和枝、他:Mycobacterium ulcerans感染マウスに対する rifalazil および rifampicin の発症阻止効果の比較. 結核 79:333-339, 2004.
  3. Goto M, et al.:Nerve damage in Mycobacterium ulcerans- infected mice:probable cause of painlessness in buruli ulcer. Am J Pathol 168: 805-811, 2006.
  4. 中永和枝、他:Mycobacterium shinshuenseMycobacterium leprae の分子生物学的診断法の有用性. 日本ハンセン病学会雑誌76:245-250, 2007.
  5. Nakanaga K, et al.: "Mycobacterium ulcerans subsp. shinshuense" isolated from a skin ulcer lesion:identification based on 16S rRNA gene sequencing. J Clin Microbiol:45:3840-3843, 2007.
  6. En J, et al.:Mycolactone is responsible for the painlessness of Mycobacterium ulceransinfection (Buruli Ulcer) in a murine study. Infect Immun 76: 2002-2007, 2008.
  7. 圓純一郎、他:ブルーリ潰瘍(Mycobacterium ulcerans感染症)の神経傷害におけるmycoloctoneの役割. 日本ハンセン病学会雑誌 80:5-10 , 2011.
  8. Nakanaga K, et al.:Laboratory procedures for detection and identification of cutaneous non-tuberculous mycobacterial infections. J Dermatol 40:151-159, 2013.
  9. Nakanaga K, et al.:Buruli ulcer and mycolactone-producing mycobacteria. Jpn J Infect Dis 66:83-88, 2013.
  10. Luo Y, et al.:Detection of Mycobacterium ulcerans subsp. shinshuense DNA from a water channel in familial Buruli ulcer cases in Japan. Future Microbiol 10:461-469, 2015.
  11. Watanabe M, et al.:Protective effect of a dewaxed whole-cell vaccine against Mycobacterium ulcerans infection in mice. Vaccine 33:2232-2239, 2015.
  12. Sugawara M, et al.:Exploration of a standard treatment for Buruli ulcer through a comprehensive analysis of all cases diagnosed in Japan. J Dermatol 42: 588-595, 2015.
  13. 四津里英、他:潰瘍を伴う抗酸菌症―Buruli潰瘍とその病理―. 病理と臨床 33:862-868, 2015.

WHOの本・資料

  1. Kingsley A, et al.:Buruli ulcer:Mycobacterium ulcerans infection. World Health Organization, Global Buruli Ulcer Initiative, 2000.
  2. World Health Organization:Provisional guidance on the role of specific antibiotics in the management of Mycobacterium ulcerans disease(Buruli ulcer). World Health Organization, Geneva, 2004.
  3. World Health Organization:Buruli ulcer:progress report, 2004-2008. Weekly Epideniological Record 83(No. 17):145-156, 2008.
  4. World Health Organization:Treatment of Mycobacterium ulcerans disease(Buruli ulcer). World Health Organization, Geneva, 2010.

感染源・ベクターの研究

  1. Johnson PDR, et al.:Mycobacterium ulcerans in mosquitoes captured during outbreak of Buruli ulcer , southeastern Australia. Emerg Infect Dis 13: 1653-1660, 2007.
  2. Portaels F, et al.:First cultivation and characterization of Mycobacterium ulcerans from the environment. PLoS Negl Trop Dis 2:e178, 2008.
  3. Williamson HR, et al.:Distribution of Mycobacterium ulcerans in Buruli ulcer endemic and non-endemic aquatic sites in Ghana. PLoS Negl Trop Dis 2:e205, 2008.
  4. Stinear T, Johnson PDR:First isolation of Mycobacterium ulcerans from an aquatic environment:the end of a 60-year search?. PLoS Negl Trop Dis 2:e216, 2008.
  5. Merritt RW, et al.:Ecology and transmission of Buruli ulcer disease:a systematic review. PLoS Negl Trop Dis 4:e911, 2010.

毒素(マイコラクトン)の研究

  1. Pimsler M, et al.:Immunosuppressive properties of the soluble toxin from Mycobacterium ulcerans. J Infect Dis 157: 577-580, 1988.
  2. George KM, et al.:Partial purification and characterization of biological effects of a lipid toxin produced by Mycobacterium ulcerans. Infect Immun 66:587-593, 1988.
  3. George KM, et al.:Mycolactone: a polyketide toxin from Mycobacterium ulcerans required for virulence. Science 283:854-857, 1999.
  4. Sarfo FS, et al.:Detection of mycolactone A/B in Mycobacterium ulcerans-infected human tissue. PLoS Negl Trop Dis 4:e577, 2010.
  5. Pidot SJ, et al.:Mycobacterium ulcerans and other mycolactone- Producing mycobacteria should be considered a single species. PLoS 4:e663, 2010.
  6. Spangenberg T, Kishi Y:Highly sensitive, operationally simple, cost/time effective detection of the mycolactones from the human pathogen Mycobacterium ulcerans. Chem Commun(Camb)46:1410-1412 , 2010.
  7. Jackson KL, et al.:Scalable and efficient synthesis of the mycolactone core. Tetrahedron 66:2263-2272, 2010 .
  8. Nakanaga K, et al:Buruli ulcer and mycolactone-producing mycobacteria. Jpn J Infect Dis 66:83-88, 2013.
  9. En J, et al:Mycolactone cytotoxicity in Schwann cells could explain nerve damage in Buruli ulcer. PLoS Negl Trop Dis 11:e0005834, 2017.

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